平成28年における難民認定者数等について

 

 

 平成28年に我が国において難民認定申請を行った者は10,901人であり,前年に比べ3,315人(約44%)増加しました。

 

 また,難民の認定をしない処分に対して不服申立てを行った者は5,197人であり,前年に比べ2,077人(約67%)増加し,申請数及び不服申立数いずれも,我が国に難民認定制度が発足した昭和57年以降最多となりました。

 

 

 難民として認定した者は28人(うち2人は不服申立手続における認定者),

 

 難民として認定しなかった者は,難民認定申請(一次審査)で7,492人,

 

 不服申立てで2,112人でした。

 

 また,難民とは認定しなかったものの,人道的な配慮が必要なものとして在留を認めた者は97人であり,

 

 難民として認定した者を合わせた125人が,難民認定申請の結果,我が国での在留が認められた者の数となりました。