本日は 第32節 自由の概念 から
自由の想定
1 自由である行為者
2 自由である行為者がそこから解放されて自由となった、制限、限界。
3 自由である行為者がなすもなさぬ自由なことがら。
自由は制度の一定の構造、権利と義務を定める公共的ルールの一つとなる。
個々の基本的自由は権利と義務が相当に入り組んでいる。
自由の分配が不平等なのは自由の度合いにばらつきがあるからである。
そこで、自由と平等との調和、和解は、最も不遇な人々の自由の真価を最大化させることで行われ、社会正義が達成される。
私見、格差社会で、最も不遇とはどのように決するのであろうか?何を基準に不遇さを比較できるのであろうか?
「Start with nothing」、スタート地点が零であれば、比較は可能だが、それは米国にしか当てはまらないのではなかろうか?