本日は 第24節 無知のヴェール より。
原初状態では、合意されるどのような原理も正義にかなう、「純粋な手続き上の正義」という概念が生まれる。
「原初状態」において課される諸制約において、同一の原理が常に選択される。契約当事者は同一の原理と「無知のヴェール」を隔てた背後に位置づけられる。当該当事者たちは等しく合理的である。
当該合理的な当事者たちに合意されうることがらが正義である。