本日は第二章 正義の諸原理、第10節 諸制度と形式上の正義
社会の基礎構造、制度に関する正義の諸原理、諸ルールの公共的体系には、何が正義になるか公共的な理解が存する。
これをベンサムは協調・調整とよび、アダム・スミスは見えざる手とした。
形式上の正義は予測可能性があるが、保証される法の支配の一側面に過ぎない。
第11節 正義の二原理
1 平等な基本的諸自由 は
2 社会的・経済的不平等 を生じさせる。
自由と機会、所得と富、自尊は平等に分配されるべきである。
第12節 第二原理の複数の解釈
平等な自由が、格差を生み出すが、それはデモクラティックな平等である。
第13節 デモクラティックな平等と格差原理
種々の不平等、格差原理、それは正義の原理の一つである。