本日は第1章あたりです。
所得と産出という章題で、資本をめぐる格差は国内的な問題的であり、それは将来国際的な問題となりえる。
マルクス主義では異本収益率がだんだん低下するという直感を含んでいた。
そして、現在では富裕国と貧困国の所得は収斂しつつある段階となっている。
それは、資本の自由なフローと、資本限界生産性の均等化に基づく。
しかしその考え方には欠陥がある。
重要なのは人的資本であり、収斂の主要なメカニズムは、「知識」である。
以下私見、わが国ではヒト、モノ、カネ、ジョウホウと、生産要素に ヒトを第一に挙げている。
それは、商売の根底にはヒトが必ず存在するからであって、これは昔から変わらず、将来にわたっても変わらないのではないかと思う。
ただ筆者の場合、日常消耗品は価格を気にしてネット通販あるいは、コンビニで日常生活が成り立つっていてあまりヒトとの接点はない。確定申告時期はシャカイとの接点がなくなってしまうこともある。
しかし、筆者のおこなうビジネスでは、ヒトと必ず向き合わなければビジネス自体が始まることはない。この場合において「知識」は必要とはなっているが、それは「正当化された真なる信念」たる「知識」であると考える。