酒税(1)

 

 

 

 東京は桜が満開で、お酒を飲みすぎた方も多いのでは、と思慮致します。本日は酒税について検討いたします。

 

 

 

 

 

 日本の租税収入における酒税収入割合は、明治35年度にはおよそ3割強を占めており、日本が近代国家として発展する過程において重要な役割を果たしていました。

 

 平成24年度の税収は1.35兆円となっております。

 

 平成24年度における酒税の課税実績をみると、全課税数量のおよそ3割がビール(280 万KL)であり、発泡酒(79 万KL)、チューハイや新ジャンル飲料が大部分を占めるリキュール(214万KL)、その他の醸造酒(67万KL)を合わせると、これら低アルコール飲料がおよそ7割を占めます。また、酒税の課税額ではおよそ5割がビール(6,156億円)によるものです。

 

 

 

引用文献 国税庁 『酒のしおり』