「中小企業が、“ものづくりのよい流れを作ること”とは?」
よいものづくり企業は、顧客が求めるものは「モノ(製品)」ではなく「サービス」だということを熟知している。
といった、
藤本 隆宏 氏
東京大学大学院経済学研究科教授
東京大学ものづくり研究センターセンター長
によるセミナーのお知らせです。
講演内容
ものづくりを「材料や部品に対し成形・加工・組立を行う固有技術あるいは熟練技能」と狭く解釈する傾向が日本の製造業には根強い。さらに中小企業には、“技術はあるのに儲からない”という悩みをもつ企業も 多くみられる。
グローバルに競争優位を確保している企業には、革新的な強い固有技術を保有しながら、「現場のものづくり組織能力」の強化に努めるとともに固有技術偏重の考えから脱却し、「よい設計」を起点に、「よい流れ」で現場を顧客までうまくつないでいる企業が多く存在する。すなわち、ものづくりを“生産現場の作業だけ”と狭くは見ないで、イノベーション(革新)やソリューション(問題解決)を「広義のものづくり」の一環として連続的に把握している。
一方、各地域には、ものづくり現場のベテランを中心に、種々のキャリアを有する人材が多数おり、彼らの効果的活用は、地域の産業活性化につながりうる。これら地域に「よい流れ」を作る「インストラクター」を育てる取り組みについても紹介する。
開催日
2013/07/04 14:00 ~ 16:00
会場
情文ホール(横浜情報文化センター6F)
横浜市中区日本大通11番地 横浜情報文化センター
セミナー参加費
無料
※交流会参加費は、別途【1,000円/1名】頂戴致します。
申込期限
2013年07月04日(木)
お問い合わせ
(公財)横浜企業経営支援財団(IDEC) 経営支援部 技術支援課 TEL:045-225-3733